2009年8月20日
ラテン文字について
ラテンアルファベット、ローマ文字、ローマ字 (Roman alphabet) とも言い、表音文字の一つである。これを並べることで単語を表記し、単語を区切って並べることで文章を構成する。
元来ラテン語の文字で、古くから西欧・中欧の諸言語(英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語など)で使われているが、近代以降はこれら以外にも使用言語が多い。
ラテン文字はアルファベットの一種なので、ラテン文字を「アルファベット」と呼ぶこと自体は間違いではないが、アルファベットはギリシア文字やキリル文字なども含む総称である。
「ローマ字」はラテン文字の別名だが、日本語を表記したときに限定して使うことがある。
基本26文字を英語の表記に使ったとき、「英字」と呼び、特に「英字新聞」という語でよく使われる。ただし、他の言語に対し同様の表現(仏字など)が使われることはまれであるが、「欧字」という表現がJISの規格票等に見られる。
イタリア半島に、ラテン人と呼ばれる部族 (後にローマ人と呼ばれるようになる) が棲みついていた。紀元前7世紀頃、ラテン人はやはりこの地に棲みついていたエトルリア人 (紀元前1千年紀にイタリア中部に棲みついた) と西ギリシア人から文字を採り入れた。このふたつの種族から文字を採り入れる際に、ラテン人は西ギリシア型アルファベット(en)のうち4字を捨てた。また、エトルリア文字の F (/w/ の発音) を採り入れて /f/ の音に使い、エトルリア文字の S (3 箇所の屈曲がある) を採り入れて、現在の S の形にした。ギリシア語の G 音とエトルリア語の K 音を表すのにはガンマを用いた。こうして生まれたものは、G、J、U、W、Y、Z がないなど、現代のラテン文字とは多少の違いがある。
ローマ人のアルファベットでは、C、K、Q のいずれでも /k/ 音を表記できた。C は /g/ 音の表記にもなった。ローマ人は G を作りだし、彼らが用いない Z の代わりに、 F と H の間に置いた。数世紀を経て、紀元前3世紀にアレキサンダー大王が地中海沿岸地域東部とその周辺を征服した後、ローマ人はギリシア語の語彙を借用するようになり、アルファベットをこれらの語彙の表記に再適合させる必要に迫られた。そこで、東ギリシア型アルファベット (en) から Y と Z を借用し、今度は文字表の最後に置いた。この2字はギリシア語彙を表記するときしか使わなかったためである。
アングロサクソン語は、11世紀にブリテンがノルマンの征服を受けた後、ラテン文字でも表記されるようになった。/w/ 音を表すのに当初ルーン文字の Ƿ (wynn, ウィン) が使われたが、P に似ていたために混同されやすく、/w/ 音は現在の U 二つで表記されるようになった。この頃の U は V の形だったので、これは VV となり、W は V の次に置かれた。さらに、丸みのある U で母音を表し、子音のときは V を用いるようになった。J は当初 I の異体で、I が複数並ぶときに最後の I に長い尾をつけたものだった。15世紀頃から、J を子音に、I を母音に用いるようになり、17世紀半ばにはこれが一般的になった。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ラテン語の文字で、とても前から利用されていたようです。
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